子宮がんの症状について

子宮がんの症状で、初期の段階では、性器から出血するという症状があります。

性行為で出血する時が多いようです。血液に関しても、生理の時とは色や量が通常と違います。

子宮がんが徐々に進行していくと、お腹が痛くなったり、下腹部付近に痛みを感じる症状が出てきます。

また、尿や便がいつもよりも出にくくなったり、背中の痛みを感じるようになります。

このような子宮がんの症状は、ある程度がんが進行した状態で起こる場合が多く、初期の段階では、なかなか自覚症状として現れることが少ないのが特徴です。

子宮肉腫の症状に関しても、なかなか症状になって表れにくいという特徴があります。子宮肉腫の症状は、よく子宮筋腫と似たような症状であると言われていますので、実際どちらかであるかはなかなか判明しずらく、治療が遅れる場合があります。

子宮頸がんと子宮内膜がんに関しても、初期症状はなかなか現れにくいですが、定期的な子宮がん検診を受けていれば、がんを早期に発見することができます。

子宮頸がんや子宮内膜がんは、がんになる前に子宮が異形成になります。そしてだいたい３段階くらいに形が変わっていくといわれています。この異形成の状態によって今後の子宮がんの状態がわかると考えられます。