子宮頸がんの原因について

子宮頸がんの原因の多くは、感染ウイルスによるものであると考えられています。

子宮頸がんの原因とされるウイルスは、ヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスです。

ウイルスの感染ルートは、性行為です。子宮頸がんの扁平上彼岸と、腺がんの大多数の患者は、この感染ルートでウイルスに感染しているといわれています。

全てのヒトパピローマウイルスの型が子宮頸がんに影響を及ぼすわけではないですが、一度細胞内に入り込んでしまうと、がんを抑制する遺伝子に影響を及ぼし、がん細胞が増殖してしまうという結果を導いてしまいます。

仮に、ヒトパピローマウイルスに感染しても、必ずしもがんになるとは限りませんが、もしがん抑制遺伝子に影響をもつと４０％ほどの確立で子宮頸がんになると言われています。

感染しても、ほとんどは人間の持っている免疫力ですぐに排除することができます。

しかし、それでも感染してしまうことがあります。そして感染したとしてもすぐに感染したと自覚できるような症状が少ないと言われています。

また、もともと免疫力が低い人や、病気で免疫力が低下している状況でウイルスに感染すると、このウイルスを排除できなくなるため、がんの発生を抑えることができにくくなる可能性があります。